米ベンチャー企業のInfinium Labsはロサンゼルスで今週開催のElectronic Entertainment Expo(E3)で、初のエンドツーエンド/オンデマンドゲーム配信サービスをうたった「Phantom Gaming Service」をデビューさせる。同社が5月10日発表した。
Phantom Gaming Serviceは専用のPhantomレシーバをテレビに接続して利用する。ゲームはブロードバンド接続を使ってオンデマンドでレシーバ向けにストリーム送信される。
レシーバはCPUにAMDのAthlon XP 2500+を採用し、NVIDIA GeForce FX 5700 UltraとNVIDIA nForce2 Ultra 400を搭載。メインメモリ256MバイトとHDD 40Gバイトを備え、ゲームパッド、マウスおよびゲームコントロール用のPhantom Lapboardが付属する。
ダウンロードしたゲームはレシーバのHDDに保存され、容量がいっぱいになるとバックグラウンドでキャッシュを管理して、最もプレイされる頻度が低くなったゲームを削除。削除されたゲームをユーザーが呼び出そうとした場合はHDDに再度ストリーミングされる仕組み。
ゲームはマルチプレーヤー版とシングルプレーヤー版の両方が用意され、インターネット経由での対戦が可能。Phantomサービスに加入していない相手とも対戦できる。
サービスは今年11月18日から開始予定。月額料金は29.95ドルで、ハード料金は199ドルだが、2年契約を結んだ場合はハードを無料で提供する。
サービスに関する詳細はwww.phantom.netに掲載されている。
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