米America Online(AOL)は5月14日、加入者向けのウイルス対策サービスを約1年前に開始して以来、現在までに遮断したウイルス付き添付ファイルが10億件を突破したと発表した。
サービス開始以来、加入者1人につき10日に1度の割合、平均で30種のウイルス攻撃に見舞われている計算だという。
同社が昨年4月から提供しているウイルス対策サービスでは、McAfee VirusScanを使って加入者あてに送受信されるメールの添付ファイルを自動スキャンしている。これに加えて月額2.95ドルの追加料金で、電子メールだけでなく、悪質なWebページスクリプトなど各種の脅威からPC全体を保護するプレミアムサービスも提供中。
AOLの最高信頼責任者タティアナ・ガウ氏は「高速接続の時代に移行する中、ベーシックなブロードバンド接続ではハッカーやウイルス攻撃に対してホームコンピュータが無防備になってしまうため、ウイルス対策はさらに重要性を増している」とコメントしている。
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