米Cisco Systems傘下の無線LAN機器メーカーLinksysは5月19日、RealNetworksと共同で、ユーザーがオンライン音楽をホームステレオシステムで簡単に楽しめるようにするための取り組みを進めると発表した。
Linksysの家庭用機器とRealNetworksのオンライン音楽サービスRhapsodyをシームレスに統合する。
Linksysは同日、Rhapsody対応の製品として「Wireless-B Media Link for Music」(WML11B)と「Wireless-B Music System」(WMLS11B)の出荷開始を発表した。
WML11Bは、PCやストレージデバイスに保存したデジタル音楽コンテンツ(MP3、WMA、プレイリストなど)を、802.11b無線ネットワーク経由でホームステレオに送信する“ホームオーディオコンポーネント”。Rhapsodyの会員はWML11Bで、自分のオーディオライブラリをアーティスト別、アルバム名別、曲名別で閲覧したり、Rhapsodyで作ったカスタムラジオ局やプレイリストへアクセスできる。
一方のMWLS11Bは、WML11Bにスピーカーを追加した製品。ホームステレオにデータを転送しなくても、自宅の寝室、ガレージ、キッチンなどで音楽を楽しむことができるとしている。
推定小売価格はWML11Bが149.99ドル、WMLS11Bが179.99ドル。
LinksysとRealNetworksは、WML11BまたはWMLS11Bの購入者に、通常なら月4.95ドルの料金がかかるRhapsody Radio Plusサービスの3カ月無料トライアルを提供する。
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