ソニーは米国で展開している音楽ダウンロードサービス「Connect」で、年内にビデオコンテンツの提供に乗り出す方針だ。同社副会長兼COOのハワード・ストリンガー氏(エンターテインメント担当)が5月19日の記者会見で明らかにした。
ストリンガー氏は会見で「当社の音楽ダウンロードサービスSony Connectはβテストを開始したところだ。年内にはビデオのダウンロードも続くだろう」と語っている。
この発言について同社広報は20日、ビデオダウンロードサービスを検討しているのは事実だが、提供開始時期やどのようなビデオコンテンツを提供するかについてはまだ何も決定していないと説明した。
ソニーはMovielinkへの出資を通じてビデオダウンロードである程度の経験を持つほか、傘下のSony Picturesが保有するテレビ番組、音楽ビデオ、映画などのコンテンツは豊富。この日の会見ではMGMの買収に向けた交渉を行っていることも明らかにしている。
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