パイオニアは5月26日、DVDレコーダーの新製品を発表した。ラインアップは、普及タイプのHDD&DVDハイブリッドレコーダー「DVR-620H-S」と「DVR-520H-S」、DVD単体レコーダー「DVR-320-S」の計3機種。価格はいずれもオープンプライスで、6月下旬に発売する。
製品名 | 概要 | 発売時期 | 店頭予想価格 |
---|---|---|---|
DVR-620H-S | 250GバイトHDD&DVD-R/-RW | 6月下旬 | 12万円台半ば |
DVR-520H-S | 160GバイトHDD&DVD-R/-RW | 6月下旬 | 9万円台半ば |
DVR-320-S | DVD-R/-RW | 6月下旬 | 5万円強 |
製品コンセプトは「選んでポン」。ハイブリッド型の2機種には、新たにEPG(電子番組表)を搭載し、番組一覧の「動画ディスクナビ」、ダビング時のインタフェースなどにも一貫して使いやすさとレスポンス重視の改善をくわえた。
「録画も、再生も、ダビングも〜録画機の基本となる3つの操作が、すべて選んでボタンを押すという操作で実行できる」(パイオニア、オームエンタテインメントカンパニーAV事業部ビデオ企画部企画グループの宮崎武雄主事)。
一方、画質面ではVBRのアルゴリズムを改善して記録画質の向上を図った。録画時のビットレート配分を時間軸にそって“ワイドレンジ化”し、「動きの多い場面などに必要な情報量を充てることができるようになった」(同社)。
もう一つの売りは「約55倍速ダビング」だ。今回は1枚のDVDに8時間の録画を可能にする長時間モード「SLP」モードを設定し、“SLPモードの番組を8倍速対応DVD-Rメディアへダビング”するという条件なら約55倍速を実現するという。「理論上は8×8で“64倍速”だが、メディアの内外周差やコンテンツ管理情報を書き換える作業が発生するため、実測値を元に“55倍速”と表記した」。
SLPモードでは、音声の情報量も少なくするなどしてビットレートを平均1.3Mbps程度にまで落としているが、録画の前処理(プリフィルター)を改善することで映像の破綻を極力抑えているという。実際の映像を見たところ、やはり動きの多い場面には不向きながら、用途を限定すれば使えそうな印象だ。
なお、DVD-R/-RWドライブは、PC用として定評のある「DVR-A07」がベースになっている。DVD-RAM再生やCD-R/RW記録の機能は省略されているが、DVD-Rは8倍速、DVD-RWは4倍速記録に対応。デジタル放送のコピーワンス番組もDVD-RWのVRモードで記録できる(ムーブ対応)。
また、ディスクの反りや厚みのばらつきによる記録精度の低下を抑制する「液晶チルト機構」や、ディスクごとに記録特性を最適化する「プレジション・レコーディング・テクノロジー」なども盛り込んだ。これにより、使用できるDVDメディアの幅を拡げ、繰り返し録画時の信頼性を向上させたという。
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