ソニーマーケティングは、ICレコーダーのエントリーモデル「ICD-B20」を6月21日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭では1万1000円前後で販売される見込みだ。一方、付属品が充実したスペシャルパック「IDC-B20EX」もラインアップ。こちらは7月21日に発売する予定だ(店頭予想価格は1万6000円前後)。
ICD-B20は、液晶表示やボタンレイアウトに配慮した操作性重視のICレコーダーだ。「録音」「再生」「早送り/早戻し」といった頻繁に使うボタンを大きくし、本体前面に配置したほか、液晶ディスプレイと表示する文字も大きめとなっている。
内蔵のフラッシュメモリは32Mバイトで、最長16時間10分の録音が可能だ。全指向性のマイクとモノラルスピーカーを内蔵したほか、ミニジャック型のマイク入力とイヤホン出力も装備。ダイレクトインタイプの単一指向性マイクロホンが付属する。
録音モード | 使用周波数 | 録音時間 |
---|---|---|
LPモード | 220〜3400Hz | 約16時間10分 |
SPモード | 220〜3400Hz | 約9時間50分 |
HQモード | 250〜6800Hz | 約3時間40分 |
本体サイズは約30(幅)×約103.5(高さ)×約16(厚さ)ミリで、重量は約58グラム(アルカリ単4電池×2本含む)。「シルバー」「ホワイト」「レッド」の3色が用意される。
一方のIDC-B20EXは、レコーダー本体のほか、電話録音用のイヤホン型マイクロホン、ACアダプタ、充電器、充電式ニッケル水素電池など付属品が充実したパッケージモデルだ。電話録音用マイクロホンは、装着したまま通話すると、固定電話や携帯電話の会話を録音できるというもの(写真参照)。その際、自分の声も骨伝導を利用して録音可能だ。
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