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ソニー、ICレコーダーのエントリーモデルを発表

» 2004年05月31日 15時28分 公開
[ITmedia]

 ソニーマーケティングは、ICレコーダーのエントリーモデル「ICD-B20」を6月21日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭では1万1000円前後で販売される見込みだ。一方、付属品が充実したスペシャルパック「IDC-B20EX」もラインアップ。こちらは7月21日に発売する予定だ(店頭予想価格は1万6000円前後)。

photo 「ICD-B20」は3色を用意。一方の「IDC-B20EX」はシルバーのみ

 ICD-B20は、液晶表示やボタンレイアウトに配慮した操作性重視のICレコーダーだ。「録音」「再生」「早送り/早戻し」といった頻繁に使うボタンを大きくし、本体前面に配置したほか、液晶ディスプレイと表示する文字も大きめとなっている。

 内蔵のフラッシュメモリは32Mバイトで、最長16時間10分の録音が可能だ。全指向性のマイクとモノラルスピーカーを内蔵したほか、ミニジャック型のマイク入力とイヤホン出力も装備。ダイレクトインタイプの単一指向性マイクロホンが付属する。

録音モード 使用周波数 録音時間
LPモード 220〜3400Hz 約16時間10分
SPモード 220〜3400Hz 約9時間50分
HQモード 250〜6800Hz 約3時間40分

 本体サイズは約30(幅)×約103.5(高さ)×約16(厚さ)ミリで、重量は約58グラム(アルカリ単4電池×2本含む)。「シルバー」「ホワイト」「レッド」の3色が用意される。

 一方のIDC-B20EXは、レコーダー本体のほか、電話録音用のイヤホン型マイクロホン、ACアダプタ、充電器、充電式ニッケル水素電池など付属品が充実したパッケージモデルだ。電話録音用マイクロホンは、装着したまま通話すると、固定電話や携帯電話の会話を録音できるというもの(写真参照)。その際、自分の声も骨伝導を利用して録音可能だ。

photo 電話録音用のイヤホン型マイクロホンの利用イメージ
photo IDC-B20EX(ICレコーダースペシャルパック)の内容。なお、IDC-B20EXに単一指向性マイクロホンは付属しない

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