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カノープス、IEEE 1394バスパワーに対応したDV-アナログコンバータ

» 2004年07月07日 19時50分 公開
[ITmedia]

 カノープスは7月7日、DV-アナログコンバータの新製品「ADVC-110」を発表した。S端子やコンポジット出力端子しか持たないビデオデッキなどのアナログ信号をDV変換し、IEEE 1394端子を持つパソコンでキャプチャできる。価格は3万4800円(税別)。7月下旬の発売予定だ。

photo 本体サイズは146(幅)×120(奥行き)×27.2(高さ)ミリ。前面にはアナログビデオ入力と4ピンのi-LINK端子
photo 背面にはアナログビデオ出力と6ピンのIEEE 1394端子

 「ADVC-110」は、2001年11月に登場した「ADVC-100」のバリエーションモデル。基本機能は変わらないが、本体色が黒から白に変更されたほか、IEEE 1394(6ピン端子)のバスパワー駆動に対応した。IEEE 1394の6ピン端子を持つパソコンとの組み合わせなら、ACアダプタなしで利用できる(i-LINKの4ピン端子は不可)。ADVC-100の特徴でもある“簡易リファレンスカラーバー信号出力”機能や、映像と音のズレをふせぐ「Locked Audio」機能も継承した。

 なお、同社では4ピンのIEEE 1394インタフェースしか持たないパソコンのユーザーに向けて「ADVC-100」を今後も併売するほか、ADVC-110用のACアダプタキット(6ピンー4ピンのDVケーブル付属)も販売する予定だ。ACアダプタの価格は3000円(税別)。

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