スカイマークエアラインズ(スカイマーク)とゼロは、11月1日付けで合併すると発表した。存続会社はスカイマークで、合併比率はスカイマークの株式1に対してゼロは1.5。
今回の合併は、スカイマークが行っている航空事業にゼロが持つインターネットサービスの開発力を付加することで競争力の増強を図るために行われる。
この両社は、6月から運用が開始されたスカイマークの予約管理システムを共同で構築するなどの取引関係がある。
また、ゼロの代表取締役会長である西久保愼一氏は、2003年10月にスカイマークの顧問として役員になったのち、2004年1月には代表取締役社長に就任するなど人的なつながりがある。さらに、西久保氏は両社の筆頭株主でもあるなど深い関係を持つ。
今後の予定としては、7月30日には取締役会ののち合併契約を締結、9月22日の株主総会で承認され、11月1日付で合併する予定だ。
なお、ゼロは11月1日付でISP部門をグローバルメディアオンラインに売却することをすでに発表している。そのためゼロは、11月1日にISP部門はグローバルメディアオンラインに売却され、それ以外の部門はスカイマークと合併し、解散することになる。
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