デノンは7月12日、プリメインアンプの新製品「PMA-SA11」を7月下旬に発売すると発表した。価格は37万8000円(税込み)。
SA10シリーズの後継。出力は120ワット+120ワット(8オーム)/240ワット+240ワット(4オーム)。大電流型増幅素子・UHC-MOSによるシングルプッシュプルを採用し、繊細な表現力とドライブ能力を両立したという。各回路を見直し、実使用時の周波数特性の上限として100KHzを確保。SACDやDVD-Audioなどに対応する。パワーアンプダイレクト端子を装備し、単体パワーアンプとしての使用も可能だ。
トロイダルトランスは従来比20%容量をアップ、出力段への配線は極太OFCを採用してロスを抑えた。電源部は各セクションごとに独立しており、プリ部ではフォノイコライザーとフラットアンプ、電圧増幅段の安定化電源も分離した。リレーなど制御系の電源も専用トランスで別電源としている。
トランスケースとコンデンサーホルダーは砂型鋳物のベース構造を採用するなど、制振構造も見直した。
サイズは434(幅)×181(高さ)×494(奥行き)ミリ、重さ29キロ。
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