デノンは7月12日、CD/SACDプレーヤーのフラッグシップモデル「DCD-SA1」を8月上旬に発売すると発表した。価格は52万5000円(税込み)。
従来のビット拡張技術「AL24 Processing Plus」に加え、新開発の「Advanced AL24 Processing」を搭載した。16ビット−24ビット拡張に加え、アップコンバートサンプリングを行うことで自然な補間が可能になったという。
1チャンネル当たり2つ、合計4つのDACを搭載。DAC回路からHOT/COLDを独立させることで差動バランス回路を構成した。HOT/COLD間の遅延やひずみが生じないのが特徴だ。アンバランス回路も差動ドライブ回路構成とした。高精度のマスタークロック発振器も採用している。最高192KHzまで対応する高品位DACとしても利用できる。
ドライブメカは、機械的傾きのばらつきを補正するスキュー調整を施すなど、防振対策を徹底。電源部はトランスベースから電源トランスまで3段階のフローティング構造を採用した。シャーシの底板は4層構造とし、独自に炭素含有量を指定した鋳鉄インシュレータを装備している。
サイズは434(幅)×150(高さ)×410(奥行き)ミリ、重さ21.8キロ。
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