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イヤフォンがスピーカーになる「イヤホルン」

» 2004年07月13日 16時50分 公開
[ITmedia]

 エレコムは、インナーイヤフォンをスピーカーとして使用できる新製品「イヤホルン」を7月下旬に発売する。イヤフォンとホーン型スピーカーのセットで、イヤフォンをスピーカーに取り付けると音を増幅して再生する仕組みだ。価格は2970円(税込み)。

photo ホーンの入り口にイヤフォンをセットして使用する

 ポータブルプレーヤー向けの新製品。1人で聴く際はインナーイヤフォンで、友人たちと一緒に聴きたい時にはスピーカーをセットして、といった2ウェイスタイルで音楽を楽しめる。

 ホーンスピーカーは金管楽器のトランペットなどと同じ原理で音を増幅する仕組み。極めて能率が高く、超ハイエンドオーディオで人気が高い。

 イヤホルンでは、スピーカー両サイドの穴にイヤフォンを埋め込むような形で装着すると、スピーカー内部の渦巻き状の共鳴体が音を増幅して再生する。つまりイヤフォンをスピーカーの入力インタフェースとして使用する格好だ。音量はオーディオ機器側で操作する。

 イヤフォンで音量を上げて再生した場合に比べ、「耳に優しい調和の取れた再生音」(同社)を楽しめるという。スピーカー部は特許を出願中。

 イヤフォンは開放型。ドライバー直径は13.5ミリ、再生周波数は20Hz−20KHz、インピーダンスは16オーム。プラグはステレオミニ、コード長さは50センチ、ケーブルを除く重さは6グラム。

 スピーカー部はサイズが27(幅)×81(高さ)×81(奥行き)ミリ、重さ52グラム。延長ケーブル1メートルとストラップが付属する。

photo カラーバリエーションはブラック、ブルー、オレンジ、ライトブルー、ピンク、レッド、ホワイト、イエローグリーン8色

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