NTT西日本はNTTネオメイト岐阜と共同で、クライアント端末内のデータを、ネットワーク経由でまるごとバックアップするサービスの実証実験を7月15日に始める。OSやアプリケーション、データファイルなど端末内の全データを自動バックアップ可能だ。
岐阜市内の「岐阜セキュリティデータセンタ」にバックアップシステムを設置。実験参加者は、端末に専用ソフトをインストールするだけで自動バックアップ可能だ。
バックアップスケジュールは任意に設定できる。曜日や時間を指定した定期バックアップのほか、手動バックアップや、端末シャットダウン時の自動バックアップにも対応した。
データ復旧はGUIによる簡単な操作で可能。HDDがクラッシュした場合も、復旧用のCD-ROMを利用すれば、OSの再インストールなどが不要で復旧できる。
実験は、各機能や操作性を検証したり、データセンター内システムの負荷を観測し、実用的な端末数やデータ容量を探るのが目的。
実験は岐阜県内で行う。NTT西日本の「Bフレッツ」か、岐阜県のブロードバンドネットワーク「岐阜情報スーパーハイウェイ」の法人ユーザーが実験対象。計60端末の参加が決まっているが、今後も100台を上限に、参加ユーザーを募集する。実験は12月24日まで。
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