調査会社JupiterResearchが7月26日発表した予測によると、デジタル音楽の販売は今年、昨年の2倍以上に当たる2億7000万ドルの規模に成長する見通しだ。その後も急成長を続けて2009年には17億ドルに達し、コンシューマーの音楽支出の12%を占めるようになると予測している。
米国の音楽市場は4年間にわたって落ち込みが続いているが、デジタル音楽に牽引されて再び上昇に転じるとJupiterResearchは予測。ただ、CDに取って替わる存在にはならず、音楽販売がピークだった1999年のレベルに戻ることもないと見ている。
一方、MP3プレーヤーの出荷は今年50%以上の伸びを示して500万台を突破、向こう数年にわたって年率約50%の成長が続くと予想している。
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