PiTaPaグーパスは、登録したPiTaPaカードを自動改札に通過させると、ユーザにあったコンテンツが携帯電話に配信される「PiTaPaグーパス」の提供を8月1日から開始する。
配信されるコンテンツは、ユーザの年齢、性別、乗降駅や趣味に基づいて選択され、占い、ビジネス情報、エンターテイメント、トレンド情報、英会話など多岐のジャンルに渡る。利用にはPiTaPaカードと登録が必要だが、料金は無料だ。同社では、当面は10万人以上の会員数を目標にしており、将来的には60万人まで伸ばす目標を掲げている。
このPiTaPaグーパスは、オムロンとスルッとKANSAIの出資で設立された会社。このうちオムロンは、小田急電鉄と共同で、磁気カードを用いた同様のサービス「小田急グーパス」を提供している。
なお、PiTaPaは、非接触式ICカードを利用したポスペイド式(後払い)の決済サービス。まずは、「スルッとKANSAI」が利用できる鉄道会社に導入。サービスは、PiTaPaグーパスと同様に8月1日から京阪電鉄、阪急電鉄、能勢電鉄(いずれも一部路線や駅を除く)で開始され、順次、拡大していく計画だ。
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