調査会社Forrester Researchが8月5日発表した予測によると、北米でブロードバンドの普及に伴い、ホームネットワーキングの導入世帯は昨年の1000万から、2009年までに4600万世帯を超す見通しだ。
この調査は北米の約6万世帯を対象に実施。利用デバイスや通信方法、どんなことにネットを利用しているかなどについて統計を取った。
それによると、ブロードバンド接続を利用している世帯は前年から19.4%伸びて2310万世帯となった。うち60.6%がCATV接続を利用しているが、DSLを選ぶユーザーも増えており、2001〜2003年にかけてDSLが5.7%伸びたのに対し、CATVは6.5%減少した。
インターネットの用途は電子メールを筆頭に、ブロードバンド利用世帯では音楽やビデオのダウンロード、比較ショッピングサイト利用、写真共有サイト利用などで大きな伸びが見られた。
デバイスではカメラ付き携帯電話とDVDの大幅な伸びを予想。DVDは2009年までに10倍となり、カメラ付き携帯も昨年の270万世帯から5800万世帯に普及すると予想している。
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