デノンは、AVサラウンドアンプのエントリーモデル「AVC-1890」「AVC-1590」を8月下旬に発売する。上位機種に採用した32ビットDSPを搭載し、高品位なサラウンド回路を構成した。AVC-1890は7万8750円(税込み)、AVC-1590は4万6200円(同)。
サラウンド回路を処理するDSPに、最新の32ビットフローティングポイントタイプDSP「第3世代SHARC」を採用。96KHz信号入力に対応し、処理能力も従来の2倍に高めた。高精度なデコードにより、臨場感の高いサラウンド再生が可能としている。対応サラウンドフォーマットは、両機種ともドルビーデジタル、ドルビーデジタルEX、ドルビープロロジックIIx、DTS、DTS-ES、DTS96/24、Neo:6、AAC。
両機種とも「全チャンネル同一パワー同一レスポンス」というコンセプトに基づき、定格出力はAVC-1890は7ch各90ワット(8オーム)、AVC-1590は同80ワット(同)。
上位機種のAVC-1890には、スピーカーセッティングを自動的に行う「オートセットアップ機能」を搭載した。付属マイクを使ってスピーカーとリスニングルームの特性を取得、正確な初期設定が可能だという。またS映像/コンポジット端子からの入力信号をD端子に出力するビデオコンバージョン機能も備えた。
サイズ・重さは、AVC-1890が434(幅)×171(高さ)×417(奥行き)ミリ、13.3キロ。AVC-1590が434(幅)×147(高さ)×417(奥行き)ミリ、11.4キロ。
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