米Roxioは8月9日、デジタル音楽配信サービス企業への転換を目指し、コンシューマー向けソフト部門を売却して、社名を「Napster」に変更すると発表した。
Roxioのクリス・ゴログ会長兼CEOは、デジタル音楽サービスの専門企業として、Napsterが登場することになるとコメントしている。
Roxioは、ソフト部門を8000万ドル相当の現金と株式でSonic Solutionsに売却する。Sonicは、Roxioの「Easy Media Creator」、「PhotoSuite」、「VideoWave」、「Easy DVD Copy」、「Toast」などの全ソフト事業を買収、流通チャネルや製品マーケティングの強化を図る。Roxioブランドは存続させ、流通チャネルやOEM関連の契約も継続する考え。
Roxioは、株主の承認などを経て、年内には取引を完了する見通し。取引完了後、社名をNapsterに変更して、NASDAQでのティッカーシンボルを「NAPS」にするとしている。
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