調査会社の米Dell'Oro Groupは8月9日、4〜6月期のDSLAMポート出荷台数は約1200万台にとどまり、過去最高を記録した2003年10〜12月期から200万台以上減少したとの調査結果を発表した。
過去数四半期にわたって、大量のDSLAMポートが出荷され、新規のDSL加入に対応するキャパシティに余裕が生まれているという。
Dell'Oro創設者でCEOのタム・デルオロ氏は、「出荷台数が2四半期連続で(前期比で)減少した。調整期に入った証しだと思う。まだキャパシティが加入者数を上回っており、7〜9月期も調整は続くだろう。しかし、新規DSL加入者数は、非常に順調に増えている。後退は一時的なものになると当社は予測している」と話している。
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