日本テキサス・インスツルメンツは8月9日、先日発表された日立製作所のプラズマ/液晶テレビ「Wooo7000シリーズ」に同社独自のフルデジタルアンプ技術「PurePath Digital」が採用されたと発表した。
PurePath Digitalは、24ビット2チャンネル96dBのPWM(パルス幅変調)プロセッサ「TAS5001」と2チャンネルのデジタルアンプパワーステージ「TAS5122」を組み合わせたデジタルアンプシステム。
TAS5001によってデジタル信号入力の劣化のないフルデジタルPWM変換を実現し、各種の保護回路を内蔵して最少の外付け部品点数でフルデジタル構成が可能なTAS5001でコンパクトな大出力アンプが提供可能。フルデジタル処理による高品位な音質と高い電源効率によって、高性能化と小型/省エネルギー化を両立させるデジタル家電向けソリューションだ。
今回は、日立製作所のプラズマTVモニター「P7000シリーズ」3モデル(42V/37V/32V型)と液晶TVモニター「L7000シリーズ」2モデル(32V/27V型)に搭載。「PurePath Digitalによって、Woooシリーズでの重要な要素となる“高音質と薄型”を同時に実現できた」(日立製作所)という。
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