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コラム
» 2004年08月16日 13時31分 公開

出張を快適にするための悪あがき (3/3)

[小寺信良,ITmedia]
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 向こうでまた同じものを買うのも業腹なので、奮発して「E3c」を購入した。確かにE2cよりコンパクトで、装着感・遮音性も問題ないが、お金を2倍出すほどスバラシイものかと言われると、かなりビミョーな線だ。

遮音性能と装着感が異なる3種類のイヤパッドが付属している

 最近では、KOSSの「The Plug」に、MDR-EX71SL用のイヤーピースを装着する改造が流行っているそうだ。

 早速筆者も真似してみたが、なるほど、The Plugの過度な低音が大人しくなり、それにマスキングされていた中音域が聞こえるようになった。さらに装着のためにいちいちスポンジをこね回す手間もなくなり、スポッと耳穴に入る。手軽に遮音するには、一番リーズナブルな方法だろう。

快適さを求めるホテルアイテム

 荷物が多くなる要因は、他にもある。ホテルでの原稿書きアイテムがやけに多くなってしまうというのも、その一つだ。つまり日常の環境を、出張先でも極力構築しようとしてしまうからである。精力的に海外取材などされている方などは、ノートパソコン一丁でバリバリ原稿を書けるのかもしれないが、「旅のシロウト」は不自由な環境の中、いつもの調子で書くことができない。

 多くのライター陣は、海外取材に必ずノートPCを2台持参している。バックアップ用ということもあるだろうが、狭い画面内ですべて完結しようとせず、原稿書きにB5ノート、資料探しと画像処理用にA4ノートと言った具合に使い分けている。

 筆者は、というと、もともと外で原稿を書くことなんて年に2回ぐらいしかないので、ノートPCは1台しか持っていない。それじゃあ荷物は大したことないだろうと思われがちだが、無理して“お気に入りのキーボード”とかを持っていくので、結局スペース的にはノートPC1.7台分ぐらいになる。

 画面の狭さを克服するために、ホテルに備え付けられているPCの液晶モニタを使ってやろうと思い、「サインはVGA」を購入した。だがよく考えれば、キーボードをつないでデジカメつないでモニタもつなぐとなると、USBハブも持っていかなければならない。しかも16bitカラーでは、写真の処理にも困る。てか買う前によくレビュー読めよ>オレ。

 なんだかノートPC1台なのに、かえって荷物が増えているような気がする。それだったら素直にもう1台ノートPCを買えばいいようにも思う。だが出張していない残り350日ぐらいは、全然使わないのである。それでももう1台買うべきか。

 そんな葛藤の中、一つだけ解決しそうなものがある。それは、夜食だ。

 日本のビジネスホテルには、大抵お茶を入れるための小さい電気ポットが備え付けられている。だがアメリカのホテルでは、そういうものを見かけたことがない。ホテルの近くにはコンビニまであって、カップ麺などもたくさん売られているのだが、お湯を沸かす手段がないのでどうやって食うのか、いつも悩んでいたのである。

 そんな折、たまたまヨドバシカメラで見つけたのが、三洋電機のトラベルポット「U-TR350P」である。各種電圧に対応した小さな電気ポットで、まあそんだけと言えばそんだけなのだが、こういうものがあるとは知らなかった。

電圧手動切換トラベルポット「U-TR350P」、6510円なり(税込み)。一度に350ccのお湯が沸かせる。大容量の500cc版、「U-TR500AV」もある

 出張の達人は、いったいどんなアイテムを使っているのだろうか。今ITmediaでは「記者の七つ道具探訪」が盛り上がっている?が、旅のシロウト向けに、「IT戦士の海外出張七つ道具」も特集してくれないだろうか。

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