ITmedia NEWS >
レビュー
» 2004年08月10日 22時06分 公開

レビュー:「丸1日音楽漬け」もOK――高音質録音とFM付き“iPod miniキラー”「VHD-1500」 (2/3)

[西坂真人,ITmedia]

起床から就寝まで音楽漬けも可能――驚きの18時間連続再生

 小型軽量な本体ながら、連続再生時間ではライバルを圧倒している。バッテリーは軽量なリチウムポリマー充電池を内蔵し、公称で「約18時間の連続再生が行える」とある。30グラム以上も重いiPod miniですら公称約8時間なので、このロングライフは驚異的だ。

photo

 メーカースペックに疑い深い筆者(とITmedia読者のために)は、睡眠時間を「24時間/日−18時間以上?=6時間弱」にする覚悟で連続再生ロードテストを敢行。朝6時にフル充電のVHD-1500を寝ぼけマナコで電源ONにし、アルバム20枚(約16時間分)の音楽データ(MP3&WMA混合)の再生をスタート。

 VHD-1500は見事にアルバム20枚すべてを演奏しきって、リピート再生で2周目に突入し、アルバム3枚目でやっと電源が切れた。そのときの時刻は日付が変わった0時12分。再生時間で不利なWMAファイルを交えながら、18時間12分の連続再生という記録を打ち立てた。VHD-1500なら、起床から就寝まで一日中音楽に浸れるというわけだ。

 充電はUSB端子を経由してUSBバスパワーで行われる。フル充電に必要な時間は約2時間と少なめ。ACアダプターの先がミニUSB端子になっているユニークな充電器も同梱している。

photo VHD-1500の同梱品。ACアダプターの先がミニUSB端子になっている充電器は意外と便利

操作は慣れが必要

 操作ボタンは、メニュー/決定/上下左右キーの機能を兼ねたセンターボタンと、左側面のA-Bリピート/録音ボタン、右側面の電源/再生/一時停止ボタンの3つしかない。少な目のボタンは見た目はシンプルだが、各機能を覚えるまで苦労した。

photo

 また、センターボタンの表面がツルっとしていてスムーズな操作が難しかったほか、利用頻度の高いメニューがセンターボタンの長押しでしかいけなかったりなど、全体的に操作には慣れが必要だ。

再生/録音ともに音質はトップレベル

 気になる音質はどうだろうか。

 再生フォーマットはMP3(ビットレート8〜320Kbps)のほかWMA(同48〜192Kbps)やOGG Vorbis(同48〜320Kbps)に対応。OGG対応プレーヤーは少ないだけに貴重な存在だ。PCとのインタフェースは高速なUSB2.0に対応しており、音楽データの転送もスムーズだ。

 付属のヘッドフォンで聴くサウンドは某C社同梱のタイプよりかは若干ましなものの、高音が強調され低音が弱いシャリシャリ系。これは筆者が最近お気に入りの「KOSS The Plug〜ギボシ改(※)」に替えてみたところ、非常にクリアな聴きやすい音質になった。同じヘッドフォンでiPod miniとも聴き比べてみたが、両者の音質の違いはほとんど感じられなかった。

photo ※ギボシ端子カバーを加工して、耳栓ライクで装着感の良くないKOSS The Plug標準イヤーピースをソニーのイヤーピースに交換したもの。改造の詳細は「KOSS 改造」でググると、先人達の偉業を知ることができる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.