オートバイテル・ジャパンは8月25日、カーナビゲーション(カーナビ)と最新カーエレクトロニクス製品の利用実態および購買意識に関するアンケート調査の結果を発表した。
これによると、車に搭載されているエレクトロニクス製品の1位は「CDプレーヤー」(68.9%)で、2位に「カーナビ」(50.6%)がランクインした。次いで、「レーダー探知機」(38.5%)、「MDプレーヤー」(31.2%)、「TV」(29.3%)、「ETC」(19.2%)という順だった。
昨年7月に実施した調査では、カーナビの搭載率は約3割となっており、この1年で2割強も増加している。また、昨年のETC搭載率は4.4%しかなかったことから、全体的に車載エレクトロニクス製品の普及が急速に進んでいると考えられる。
カーナビ所有者に、その種類を質問したところ、最も多かったのは「DVDカーナビ」(53.9%)で、2位が「CDカーナビ」(29.8%)、3位が「HDDカーナビ」(15.6%)だった。DVDカーナビの高シェア要因としては、旧モデルの値下げや、DVDカーナビを標準装着する新車が増えてきていることなどがあるという。
カーナビ所有者が感じる不満は、「値段が高い」「地図情報が古い」「ルート表示の誤差」などが多かった。
一方、カーナビ非所有者に、カーナビの購入意欲をたずねると、75.8%の人が「カーナビを購入したい」と回答した。
このほか、国土交通省が1台の車載器で「カーナビゲーション」「ETC」「キャッシュレス決済」など何役もこなす新システムづくりを開始すると発表したことに対して、約7割の人が賛成していることがわかった。
なお、同調査は、メール会員を対象に、電子メールによるアンケート依頼と回収を実施したもので、有効回答者数は6618名。メール会員は、インターネット利用頻度の高い首都圏在住のビジネスマン層(30〜40代)がもっとも多く、先端カー用品などの情報に高い関心を持つ傾向にあるとのこと。
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