ITmedia NEWS >

パイオニア、リアをワイヤレス化した5.1chスピーカー

» 2004年08月25日 18時24分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは8月25日、ワイヤレスリアスピーカーを採用した5.1chスピーカーシステム「Smart theater S2」を10月中旬に発売する。オープン価格で、実売予想価格は5万円前後。

 リアスピーカーには、トランスミッターから2.4GHz帯で音声をデジタル伝送する。リアスピーカーだけでステレオ音声の再生も可能だ。

 独自の音場技術「DIRECT DIFFUSE」を搭載した。天井や壁に反射した間接音を利用し、臨場感あふれるサウンドを再現するという。

 ヘッドフォンでスピーカーのような自然な音声が楽しめるDolby Headphoneや、フロントスピーカーとサブウーファーだけで5.1chサラウンドをバーチャル再生するDolby Virtual Speakerのほか、Dolby Pro Logic II、Dolby Digital、DTS、AACに対応した。

 アンプの実用最大出力は計260ワット(35ワット×6ch+ワイヤレス25ワット×2ch)。入力端子は光デジタル音声×3、アナログ音声×1。サイズは210(幅)×78(高さ)×321(奥行き)ミリで、重さは4.5キロ。

 フロントスピーカーのサイズは105(幅)×157(高さ)×83(奥行き)ミリで、重さは0.8キロ、センタースピーカーのサイズは202(幅)×80(高さ)×79(奥行き)ミリで、重さは0.8キロ、リアスピーカーのサイズは430(幅)×180(高さ)×138(奥行き)ミリで、重さは4キロ、サブウーファーのサイズは150(幅)×258(高さ)×329.5(奥行き)ミリで、重さは3.5キロ、トランスミッターのサイズは166(幅)×56(高さ)×112(奥行き)ミリで、重さは0.3キロ。

「Smart theater HT1 XW-HT1-S」(シルバー)。ブラックモデルの「XW-HT1-K」もラインアップした

 また、ワイヤレススピーカーとトランスミッターのセット「Smart theater HT1」(XW-HT1-S/K)も9月下旬に発売する。S2と同様、2.4GHz帯の無線伝送方式でワイヤレス化した。オープン価格で、実売予想価格は2万5000円前後。

 ステレオ音声からリア音声を創出するマルチチャンネルサラウンド技術「SRS Circle Surround II」を搭載した。トランスミッターをTVや2chステレオコンポと接続すると、フロント音声がTVやコンポのスピーカーから、リア音声はワイヤレススピーカーから再生される。

 トランスミッター部にアナログ音声入力×2、アナログ音声出力×1、サブウーファー出力×1を搭載する。サイズは255(幅)×58.5(高さ)×121(奥行き)ミリで、重さは0.6キロ。

 スピーカー部のサイズは461.5(幅)×176.5(高さ)×95(奥行き)ミリで、重さは2.9キロ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.