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松下、人感センサーつきホームネットワークカメラに無線LAN対応タイプ

» 2004年08月27日 17時04分 公開
[ITmedia]

 松下電器産業は、IEEE802.11b/gの無線LAN機能を搭載したホームネットワークカメラ「BL-C30」を9月17日より発売する。価格はオープンだが、実売想定価格は4万2000円前後の見込み。

 同社ではホームネットワークカメラとして「BL-C10」を既に発売しているが、新製品はBL-C10をベースに無線LAN機能を搭載、電源さえ確保できればネットワークケーブルの配線なしに設置できる。

photo 無線機能を搭載したネットワークカメラ「BL-C30」。ボタンを押せば、レンズを本体内に収納されてプライバシーを守れる「かくれンズ」機能も搭載されている

 BL-C10と基本機能は同一で、温度変化によって人などを検知する「人感センサー」を搭載、人などを検知すると、検知時とその前後の画像をメールやFTPで送信できる。送信した画像はPCや携帯電話、同社のデジタルTV向けコンテンツサービス「Tナビ」対応TVからでも確認可能。

 また、Tナビ対応のテレビやチューナーに本製品を接続することによって、同様の組み合わせ同士での簡易TV電話を構築することも可能(BL-C30にはマイクは搭載されていないので、音声通話には一般電話などが必要)。

 カメラは左右43度/上下32度の視野角を持ち、パン/チルトさせることによって左右143度/上下82度までの範囲を撮影することができる。センサーは約32万画素のCMOSセンサーで、640×480ピクセルで7.5フレーム/秒か、320×240/160×120ピクセルで15フレーム/秒の撮影が可能(Motion JPEG形式)。1ルクスの明るさでも撮影できる「カラーナイトビューモード」も備える。

 無線LAN部は802.11b/gのデュアル対応で、セキュリティ規格としてはWEP64/128/152bitとSSIDに対応する。チャネル数は13。サイズは74(幅)×98(高さ)×73(奥行き)ミリで、重さは約200グラム。

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