米通信会社のSprintとSBC Communicationsは8月27日、無線LANホットスポットの相互乗り入れ契約を結んだと発表した。契約に基づき、相互の加入者が既存のIDとパスワードを使って両社のネットワークを利用できるようにする。
Sprintはカンザスシティ、ソルトレイクシティなどでホットスポットを提供。SBCは米国各地の空港、ホテル、喫茶店など約2300カ所でホットスポットを展開している。できる限り早期に統合を完了し、相互ローミングの提供を開始する意向。
SprintはAT&T Wirelessとの間でも同様のローミング契約を結んでおり、SBCとの相互乗り入れは大手としては2番目となる。今後もホットスポット関連でさらなる機会を模索、年内に少なくとも1万カ所のホットスポットを利用できるようにする計画。
一方、SBCはCingular Wirelessなどと協力して2006年末までに2万カ所のホットスポット提供を目指している。
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