ネットレイティングスは、8月第3週までの週間インターネット利用動向データから、アテネ五輪関連サイトやスポーツ情報サイトのオリンピックコンテンツへのアクセス状況についてまとめ、その結果を発表した。
これによると、家庭のPCから「スポーツ」カテゴリへの訪問者数は、8月第1週(8月2日〜8日)までは、600万人台で推移していたが、アテネ五輪がスタートした8月第2週(8月9日〜15日)には約100万人増加して700万人台に、日本人選手の活躍が連日報じられた第3週(8月16日〜22日)には約870万人に達した。
アテネ五輪の公式スポンサーでもあるヤフーの「Yahoo! JAPAN アテネオリンピック特集」がこの利用者増に貢献しており、8月第3週の同特集サイトの利用者数は、スポーツカテゴリ利用者の半数近くの482万人に上る。ふだんはスポーツ関連サイトを利用しないユーザーも、同特集サイトからオリンピック関連情報にアクセスしていたようだ。
また、主要ポータルサイト、スポーツ新聞サイト、新聞社サイトが設けているアテネ五輪特集コンテンツへのアクセス状況も、利用者を増やしており、8月第3週のアクセスを前週と比較すると「日刊スポーツ.comアテネ五輪特集」が305万から741万に、「msnアテネ2004特集」が285万から470万に、「asahi.comアテネ五輪」が243万から459万に、それぞれ倍近くの利用者を集めた。また、日本オリンピック委員会(JOC)のサイトにも48万人が訪れた。
なお、ここで触れた「スポーツ」カテゴリは、同社のWebサイト視聴データ(NetView AMS)において「スポーツ」カテゴリに含まれるサービスが対象となる。
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