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8月はアテネ五輪で「スポーツ」チャネル利用者が増加──ネットレイティングス

» 2004年10月04日 19時40分 公開
[ITmedia]

 ネットレイティングスは、8月の主要ポータルサイトのコンテンツ利用状況をまとめた「チャネル分析レポート8月度版」を発表した。

 これによると、8月の各ポータルサイトの利用状況は、アテネ五輪の影響で「スポーツ」チャネルの利用が増え、7月に比べ約250万人増の1150万人となった。「ニュース」チャネルも同じ理由から約118万人増、「テレビ」チャネルも72万人増となった。また、度重なる台風の上陸により「天気」チャネル利用者も123万人増加している。チャネル全体の利用者数では1位が「検索」次いで「ホームページ作成(含む個人ホームページ閲覧)」、「ショッピング/オークション」「ニュース」と続く。

 また、チャネル別利用者数ランキングでは、同社が定義する31チャネル中29チャネルで「ヤフー」がトップとなった。Webサイト全体の利用者数でも圧倒的な支持を得ている「ヤフー」だが、各コンテンツ単位でも幅広い支持を得ており、検索やディレクトリの提供により、インターネットの玄関として機能しているポータルサイトだが、ヤフーの場合は、玄関であると同時にヤフー自身が行き先(ディストネーション)となっていると、同社では分析している。

 なお、ヤフーはトップでなかったチャネルは「翻訳」と「ウーマン」で、ともにExciteが首位(ヤフーは翻訳では3位、ウーマンは該当チャネルがない)となっており、Excite翻訳に見られるように、ヤフーに対抗しうる独自性のあるコンテンツを打ちだして対抗していく傾向が見られるという。同社では、「月に1度もヤフーを利用しないインターネットユーザーは2割おり、ヤフーに対抗するポータルサイトはこの2割の層に対して、いかに魅力的なコンテンツを提供するかが今後の課題となる」と見ている。

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