松下電器産業と松下電工は10月4日、松下グループの情報受発信拠点として10月5日からオープンするショールーム「パナソニックセンター東京」「ナショナルセンター東京」のプレス向け内覧会を実施した。
従来から松下電器はパナソニックセンター、松下電工は汐留ショールームをそれぞれ個々に活用してきたが、2つのショールームを新生松下グループ全体の情報受発信拠点として再構築し、大幅に改装してのリニューアルオープンとなる。
東京・有明のパナソニックセンター東京は、「現在」「近未来」「未来」へとつながる松下グループのビジョンと技術を結集。ユビキタス/環境/UDを基本に技術イメージや企業イメージを提案している。
1階は中央に走る「ユビキタスネットワーキングストリート」と、その周囲に広がる「FUTURE」「TOMORROW」「TODAY」の各“タウン”を舞台に街づくりの商品群を展示。街中には動画看板が配置され、入口で登録したRFIDと連動して入場者の属性にあった情報を案内してくれるなど、ユビキタスネットワーク社会でもたらされる楽しさや夢をユーザーに体験してもらうフロアになっている。
そのほか2階では、環境に関する技術を紹介する「環境ショウケース」、ユニバーサルデザインのコンセプトや研究を紹介する「ユニバーサルデザインラボ」などが用意されている。
また東京・汐留のナショナルセンター東京は、松下グループの目指す生活快適ソリューションを提案。従来からのくらし提案に、AV/セキュリティ製品などデジタルネットワーク商品群を加えてユーザーが求める“夢の暮らし”を、体験・体感を通じて紹介している。
ユーザーが「こんなふうに暮らしたい」と思う憧れのくらし方や住まい方を10の「シーン」で紹介。ナショナル商品とパナソニック商品を融合させ、魅力的な住まいやくらし方を住空間モデルで提案している。
松下電器産業副社長の戸田一雄氏は新しいショールームについて「我々は家電製品から住宅設備機器、はたまた乾電池まで扱うなど、世界でもこれほど幅の広い業容の企業はない。時代はユビキタス、地球環境、ユニバーサルデザインなど新しい対応が求められている。新時代の中で、新しい松下の姿を紹介していきたいということで、東京の2カ所のショールームをリニューアルした。パナソニックセンター東京は松下グループの未来発信を行う“松下未来館”、ナショナルセンター東京は快適生活の夢を積極的に提案する“生活夢館”となっている。いろんなことにチャレンジする松下の思いを2つのショールームで感じてもらいたい」と語る。
パナソニックセンター東京/ナショナルセンター東京は10月5日午前10時から一般ユーザー向けにオープンする。オープンから11月4日までの1カ月間に来場したユーザーの中から抽選で東京ディズニーランド/東京ディズニーシーのパスポートチケットが当たるプレゼントも実施される。
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