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ネットで入手するスポーツ情報は「速報性の高い情報」

» 2004年10月08日 19時15分 公開
[ITmedia]

 UFJ総合研究所とインフォプラントが提供する「C-NEWS」は共同で「スポーツマーケティング基礎調査」を実施、そのレポートをまとめた。

 これは、18歳以上のインターネットユーザー男女各1000人、合計2000人に対して行ったもので、調査期間は、2004年9月24日〜9月26日。スポーツとのかかわり方や観戦状況、選手のイメージなどについて調査している。

 そのなかで、「日頃のスポーツ情報の主な入手先」に関する設問では、12.9%が「ポータルサイト」を挙げており、インターネット関連で最も多く、「スポーツ新聞」(11.0%)とほぼ同じ結果となった。

 アテネオリンピック関連の情報をインターネットで入手した人は47.3%に上り、そのうち46.0%が主な情報源として「ポータルサイトのニュース」を挙げており、「新聞社・通信社のサイト」(35.2%)、「スポーツ新聞のサイト」(23.2%)を大きく上回った。なお、最も利用されていたサイトはYahoo!だった。

 また、インターネットで入手した情報では、「当日の結果速報」(89.2%)、「昨日の結果の確認」(55.9%)、「競技のスケジュール・日程」(45.0%)が上位にあることから、速報性の高い情報収集にインターネットを利用していたと分析している。

 なお、同レポートでは、過去1年間に自分のためにスポーツ用品を購入した人の平均支出額は2万1377円、自分がスポーツをするための施設利用料・会費などの平均支出額は3万7032円でだったことから、スポーツ参加市場規模は約3.5兆円(スタジアム観戦関連市場:1兆426億円、用品購入市場:9473億円、施設利用・会費市場:1兆4672億円)とみている。

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