ITmedia NEWS >

アクシス、CCDと同等の高画質を実現したネットワークカメラ「AXIS 206」

» 2004年10月12日 18時31分 公開
[ITmedia]

 アクシスコミュニケーションズは、ネットワークカメラの新製品として「AXIS 206 ネットワークカメラ」を発表、スタンダードモデル「AXIS 206」、ワイヤレスモデル「AXIS 206W」、メガピクセルモデル「AXIS 206M」の3機種を11月中旬から発売する。価格は、AXIS 206が3万6750円、AXIS 206Wが3万9000円、AXIS 206Mが5万1000円。

photo スタンダードモデルのAXIS 206(左)とワイヤレス機能を搭載したAXIS 206W

 新製品は「AXIS 205 ネットワークカメラ」の後継となるエントリーモデル。Webサーバ機能の搭載などの特徴はそのままにCMOSが改良され、4ルクス程度の照度しか得られない場所でも撮影が可能になったほか(AXIS 206Mを除く)、AXIS 206Wは802.11bのワイヤレス機能を搭載、より手軽にネットワークカメラを設置できる。

 AXIS 206/Wは30万画素の1/4インチプログレッシブCOMSを搭載、解像度は640×480/640×360/320×240/160×120の4段階調整が可能で、フレームレートは30fps。AXIS 206Mはメガピクセル(130万画素)の1/2インチプログレッシブCMOSを搭載しており、最大で1280×1024という高解像度表示を可能にしている(フレームレートは12fps)。

 AXIS 205の特徴であったコンパクトさは継承されており、サイズは85(高さ)×55(幅)×34(奥行き ミリ)・177グラムと奥行きが10ミリ大きくなったのみ。無線LAN機能を搭載するAXIS 206Wはアンテナの分、高さが100ミリとやや大きくなっている。

 添付されるクライアントソフト「AXIS Camera Explorer」(ACE)を用いれば、Windowsのエクスプローラー上でカメラ映像の閲覧・管理が可能になるほか、「htmlサンプル」機能で、本製品のライブ映像をhtmlページに埋め込むためのタグを半自動的に生成することもできる。

 そのほか、UPnPに対応したほか、画像を180度回転させる機能や、時間や日付・テキストを表示する機能、アクセスにパスワードを要求する機能などを備える。また、 同社の提供するダイナミックDNSサービス「AXIS Internet Dynamic DNS Service」も利用できる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.