C-NEWSは、ロボットや電子ペットに関するアンケートを、20歳以上のインターネットユーザー400人に対し実施、その結果を発表した。
これによると、実際にペットを飼っている人はほぼ4割で、そのうち半数強が犬を飼っていた。
また、「外部からの情報で動作をするぬいぐるみやロボット型の電子ペットを持っていたことがある」のは約2割で、年代別では、20代ほぼ2割、30代、40代が各2割半ば、50歳以上ほぼ1割。「電子ペットに対する全体的な満足度」を聞くと、「やや不満」が3割強、「不満」がほぼ1割。2割半ばが「やや満足」と答えたが、「満足」は1%だった。
テレビゲームや携帯型ゲーム機などで、「ペット育成ゲームをしたことがある」のは、20代約6割、30代6割強、40代約5割、50歳以上で約2割となっており、「ペット育成ゲームの満足度」は、「不満」(3割)が「満足」より1ポイント高く、ほぼ同数という結果に。
「電子ペットを購入するとしたら、価格以外に重視すること」(複数回答可)では、「人間の言葉や動作に対する反応が良いこと」(5割半ば)、「見た目がかわいらしいこと」「動作・しぐさのバリエーションが豊富なこと」(各5割強)、「人間の言葉や動作に対する反応のバリエーションが豊富なこと」(4割強)、「動作・しぐさがかわいらしいこと」(ほぼ4割)が上位5項目を占めた。
また、10月6日に受注を開始した、ソニーマーケティングのエンターテインメントロボット「AIBO」の新製品「ERS-7M2」(関連記事参照)についても調査を実施。「ぜひ欲しい」6%、「できれば欲しい」2割で、2割半ばが「欲しい」と答えたが、購入意欲は「50%以下」が9割半ばで、「価格が高い」という意見が多かった。
「ぜひ欲しい」と答えた回答者の欲しい理由は、「安物は期待以上に動いてくれない。AIBOなら結構満足できそう」「一人暮らしで寂しい」などが挙がった。「欲しくない」理由では、「本物の動物がいい」「価格が高い」といった回答が目立ち、「所詮ロボットであって心が通じることはない」という意見もあった。なお、すでに発売されている「AIBO」の所有者は400人中6名だった。
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