ケンウッドは11月25日、1DINサイズカーオーディオの新製品「シリーズE」5モデルを発表した。いずれも普及価格帯ながら、MDレシーバーを除く全モデルに50ワット×4のハイパワーアンプを採用。上位モデルの「E505」には、バーブラウンの24bit DACを採用し音質を改善した。発売は12月上旬から順次開始する。
型番 | 概要 | 価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|
E505 | MP3/WMA対応CDレシーバー | 2万9400円 | 1月中旬 |
E303 E303S |
MP3/WMA対応CDレシーバー | 2万1000円 | 12月上旬 12月下旬 |
E202 | CDレシーバー | 1万6800円 | 12月上旬 |
E303MD | MDLP/NetMD対応MDレシーバー | 2万7300円 | 12月上旬 |
全モデルにFLディスプレイを採用。自発光するFLディスプレイは、従来までのLCDとは異なり、高い輝度と広い視野角を実現するという。使用頻度の高いボリューム部には大型ロータリーエンコーダーを使用し、操作性を向上させた。
MDレシーバーを除く4モデルは、MOS-FETを採用した最大出力50ワット×4のパワーアンプを搭載(E303MDは最大出力45ワット×4)。バッテリー電圧を一定に保つことが難しいカーオーディオにおいて、とくにノイズの影響を受けやすい高域部分の再生を格段に改善したという。
上位モデルの「E505」には、オーディオ機器に多く採用されているバーブラウン(TI製)のアドバンストセグメント方式24bit DACを採用し、S/N比と歪率を大幅に改善させているという。また、従来モデルのDSP内蔵DACから独立型のDACをに変更したことで、相互干渉による音の歪みを抑制した。S/N比のスペック値は110dBだ。
このほか、E505には6つのプリセットパターンとTREBLE・MID・BASSの3段階の調整・設定ができるユーザーモードを装備した「dBイコライザーPRO」も搭載している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR