iPodの登場より3年。搭載するHDDの容量は増えたものの、「大容量のHDDに、パソコン内の音楽ライブラリをそのまま転送し、外でも楽しめる」「パソコン内の音楽ソフトがライブラリの状況を確認し、プレイヤーと連携」というHDDプレイヤーの機能性にそれほど大きな変化はない。
しかしここ最近、こうした状況を変えてくれるかもしれないアイテムがいくつか登場している。そのひとつが、ここで紹介する「m:robe」(MR-500i)だ。「音楽を聴く」以外にも、「写真を撮る」「音楽と映像を組み合わせる」というあたらしスタイルを提案する本製品をレビューしてみた。なお、本製品は試作機であることをお断りしておく。
本製品は20GBのHDDを搭載する音楽プレイヤーだが、いろいろとユニークな機能を満載している。
タッチパネルベースのインタフェースもユニークだが、デジカメ機能、高解像度の液晶ディスプレイを利用したフォトビューワー機能、さらにHDD内の音楽と画像をリンクして楽しめる「リミックス」機能など、これまでのHDDプレイヤーの域にとどまらないさまざまな機能をサポートしている。
本体サイズは109(幅)×73(高さ)×21(奥行き ミリ)・約210グラム。3.7インチ(VGA)のTFT液晶ディスプレイや122万画素のMOSカメラを搭載する。液晶は感圧式のタッチパネルとなっており、画面に現れるアイコンをタッチするだけで操作が可能だ。
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