Samsung Electronicsは12月14日、携帯電話への搭載を目的とした新たなストレージ規格、MMCmicroを正式発表した。「Samsung、携帯用超小型MMCカードを開発中」で報じているとおり、12×14×1.1ミリの超小型フラッシュメモリである。同社がMMCの小型版として投入しているRS-MMCの、さらに3分の1のサイズだ。
電圧は1.8ボルトまたは3.3ボルトで動作し、カードとシステム間の転送速度は毎秒26Mバイト。MMCmicroにはNANDフラッシュメモリデバイスを最大5枚まで搭載でき、初期出荷時には最大128Mバイトまでが用意されている。
市場調査会社のGartnerによれば、MMCカードは2007年までに年率平均61%の成長が見込まれるという。MMCmicroの出荷は2005年初めを予定している。
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