インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は12月20日、プロ野球に関するアンケート調査の結果を発表した。
同調査では特に、プロ野球中継の視聴頻度や、今後提供が計画されているインターネット中継に関する利用意向をたずねた。調査対象は、自宅にブロードバンド接続環境を持ち、国内プロ野球に関心のある10歳以上のインターネットユーザー300人。
「今年、応援していた日本のプロ野球球団」を1チームだけ選択してもらったところ、どの年代も「巨人」と「阪神」が2割前後で多く、全体の3位は「ダイエー」、4位は「中日」、5位は「広島」という結果だった。
「今年、テレビでプロ野球中継を見た」頻度が、昨年と比べて「増えた」または「やや増えた」と回答したのは1割弱だけで、5割強が「やや減った」または「減った」としている。
また、「今年の、テレビのプロ野球中継の放送時間帯」についてたずねたところ、「満足」または「まあまあ満足」は2割強で、「やや不満」または「不満」が4割だった。「不満」の理由では、「見たい番組がなくなったり、延長で遅くなる」「試合終了まで中継できない時」などが挙げられた。
「来シーズンのプロ野球」に関心が「ある」または「どちらかといえばある」のは、30代の7割半ば、40歳以上の7割弱、29歳以下の6割。関心がある理由として多かったのは「新規参入チームがどこまでやれるか」だった。
「来シーズン、テレビでプロ野球を見る頻度」は、今年に比べて「増えると思う」または「やや増えると思う」人が3割半ばで、「やや減ると思う」または「減ると思う」の2割弱を上回った。
「来シーズン、テレビの試合中継を特に見たいと思う球団」(複数回答形式)は、「楽天」が5割半ば、「ソフトバンク経営球団」が3割弱、「巨人」と「阪神」が各2割強。
「ソフトバンクと楽天が、自球団の試合をインターネットで中継する計画」についてたずねると、全体の5割強が「かなり関心がある」または「やや関心がある」と回答した。年代別で見ると、40歳以上で6割、30代の5割弱、29歳以下の4割半ばが関心を持っていることになる。
関心がある理由としては、「パリーグの試合のオンエアがほとんどテレビではないから」「途中で終わらない」などの意見が見られた。一方、「あまり関心がない」または「まったく関心がない」とした人の理由は「テレビで十分」「有料だから」などだった。
「プロ野球の試合をインターネット中継で見るとしたら、コンテンツの利用料が定額制で月額いくらぐらいまでなら、利用したいと思うか?」という質問では、「無料であれば利用したい」が5割半ばで圧倒的に多かった。
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