正月気分も冷めやらぬ中、今年も世界最大級の家電の祭典「International CES(Consumer Electronics Show)」が間もなく開幕する。期間は1月6日から9日までで、開催地は昨年と同じく米ラスベガスだ。
International CESは、今年で38回目を迎える世界最大のコンシューマエレクトロニクスショー。AV製品やゲーム機器などはもとより、HDD/DVDレコーダーやデジタルテレビ、ネットワーク家電までをも内包する巨大な展示会となっており、主催のCEA(全米家電協会)によると、2400を超える出展社が広大なLVCC(LasVegas Convention Center)にブースを構える予定。昨年は2300社、一昨年は2200社が参加したというから、ここ数年は100社ずつ増加している計算となる。
会期中には100を超えるカンファレンスが行われ、基調講演もMicrosoftのビル・ゲイツ氏をトップバッターに、Intelのクレイグ・バレット氏やMotorola会長兼CEOのエドワード・ザンダー氏らが登場する。また、動向が注目されるBlu-ray DiscとHD DVDもそれぞれ会期中にプレス向けのカンファレンスを行う予定となっている。
iPodで動画再生する周辺機器が登場するなど、すでにCESにターゲットをあわせた発表も行われているが、昨年にiPodやデジタルレコーダーなどのデジタル家電が見せた勢いをさらに高めたいという思惑は各社ともに共通しているだけに、その勢いを加速させるための思わぬ発表がなされる可能性もある。さて、今年の“目玉”はいったい……?
ITmediaでは、特派員によるInternational CES最新情報をいち早くお届けする予定。
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