キヤノンは1月25日、DVカメラ新製品としてミドルクラスモデル「FV M200 KIT」とエントリー機「FV M500 KIT」を発表した。価格はオープンで実売価格(発売時期)は、FV M200 KITが8万円前後(2月中旬)、FV M200 KITが6万円前後(1月下旬)となる見込み。両機種とも、幅広い階調表現で動画/静止画ごとに最適処理を行う独自映像エンジン「DIGIC DV」を搭載している。
FV M200 KITは昨年2月に発表した「FV M100 KIT」の後継機。1/4.5インチ総画素数約133万画素のCCDを搭載し、動画は有効約69万画素、静止画は有効約123万画素を使って撮影できる。
光学20倍ズームレンズを搭載。「コンパクトタイプのメガピクセルモデルでは世界最高倍率」(同社)。高画素な133万画素CCDを活用して、16:9の高解像度ワイドTVモードでは手ブレ補正OFF時92万画素分(1280×720ピクセル)、手ブレ補正ON時79万画素分(1184×666ピクセル)のエリアを使用して高精細なワイド映像を撮影できる。4:3の通常画面の場合は69万画素分(960×720ピクセル)を使って記録。
フラッシュ内蔵/フォトレビュー/連写/AEB/動画・静止画同時撮影など、デジカメ機能を強化。サイズは約72(幅)×78(高さ)×131(奥行き)ミリで重さは本体約500グラム(撮影時約560グラム)。スノーシルバー/オーシャンブルー/スイートロゼの3色のカラーバリエーションを用意した。
エントリーモデルとなるFV M500 KITは、昨年1月に発表したFV 50 KITやFV400 KITの後継機。
1/6インチ総画素数68万画素CCDを搭載し、光学20倍ズームレンズを装備。エントリーモデルとしては同社初のワイドTVモードを搭載。CCDサイズをフルに生かして16:9のワイド映像を撮影できる。サイズは約51(幅)×93(高さ)×130(奥行き)ミリで重さは本体約430グラム(撮影時約490グラム)。
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