日本電気大型店協会(NEBA)は1月25日、12月の販売実績発表(速報値)を発表した。総販売額は2314億7177万1000円で、前年比99.72%となり、5カ月連続で前年を下回った。テレビやDVDが好調だったものの、白物、季節商品などが前年割れとなり、わずかに前年クリアに及ばなかった。
また、1月〜12月の累計販売額は1兆9757億2377万9000円で、前年比98.13%となり、速報ベースだが4年連続の前年割れが濃厚となった。
品目別に見ると、TVとDVD、家庭用ゲーム機のハードおよびソフトを含む「その他OA機器」は前年比2けたのプラスに。「その他OA機器」は、12月に携帯ゲーム機の新製品が相次いで発売されたことからで売上増につながった。また、12月は比較的暖かだったため、暖房器具の売れ行きが昨年を下回る結果となった。
順位 | 品目 | 前年比 | 構成比 |
---|---|---|---|
1 | DVD | 128.24% | 6.30% |
2 | TV | 126.12% | 13.57% |
3 | その他OA機器 | 112.89% | 5.07% |
4 | 理美容健康器具 | 101.94% | 2.96% |
5 | 電子レンジ | 99.36% | 1.01% |
順位 | 品目 | 前年比 | 構成比 |
---|---|---|---|
1 | ビデオカメラ | 78.06% | 1.11% |
2 | 石油ガス暖房 | 80.53% | 2.23% |
3 | 携帯電話機 | 80.77% | 1.07% |
4 | 電気暖房 | 81.52% | 2.35% |
5 | レコード等 | 87.95% | 2.49% |
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