ケンウッドは1月28日、フラッシュメモリ型のポータブルデジタルオーディオプレーヤー2機種6モデルを発表した。また、HDD内蔵型の開発も進めており、「来年度のできるだけ早い時期に投入したい」(同社)としている。
新製品は、512Mバイトのメモリを搭載する「M512A3-W/-B/-D/-L」と、256Mバイトの「M256A3-W/-B」。型番の末尾は本体色を表し、ホワイト(W)、ブラック(B)、オレンジ(D)、ブルー(L)の4色が用意される。価格はいずれもオープンプライスだが、店頭では512Mバイト版が2万2000円前後、256Mバイト版は1万7000円前後で販売される見込みだ。
型番 | メモリ | 店頭予想価格 | 発売時期 | |
---|---|---|---|---|
M512A3-W/-B/-D/-L | 512Mバイト | 2万2000円前後 | 2月下旬 | |
M256A3-W/-B | 256Mバイト | 1万7000円前後 | 2月下旬 | |
対応フォーマットはMP3/WMAの2つ。Windows Media TechnologiesのDRMにも対応し、音楽配信サービスで購入した楽曲を再生することもできる。本体にUSB2.0ポートを備え、付属のアプリケーションソフト「Kenwood Media Explorer」(Windows XP/2000/Me対応)を使ってパソコンから音楽データを転送する。
このほか、内蔵のモノラルマイクによるボイスレコーダー機能やFMチューナーも備えた。FMチューナーからのステレオ録音も可能。また、音楽再生時には、ロック、ポップス、クラシック、ジャズ、ノーマルのプリセットイコライザーにくわえ、5バンドのカスタムイコライザーを使用できる。
付属のヘッドフォンは、「音質へのコダワリが生んだ」という大口径タイプ。ユニットの形状を改善することで、外形サイズを変えずに15mm径を確保したという。S/N比は90dB以上。
電源は単4アルカリ乾電池×1本。FMラジオの場合で約18時間、128Kbps MP3再生時で約12時間の連続再生が可能だ。本体サイズは71.3(幅)×28.5(高さ)×16.5(厚さ)ミリ。重量は電池込みで39グラム。
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