インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は2月2日、携帯電話を使った地上デジタルTVの1セグメント放送視聴(関連記事)に関するアンケート調査の結果を発表した。調査対象は、携帯電話を所有している15歳以上のインターネットユーザー300人。
これによると、「携帯電話で1セグ放送を視聴できることに魅力を感じるか?」という質問に対して、3割が「あまり感じない」、2割半ばが「まったく感じない」と答え、過半数の人が否定的。男女別で見ると、男性4割半ば、女性6割半ばが魅力を感じないとしている。一方、魅力を「感じる」としたのは約2割。
魅力を感じない理由では、「どのようなメリットがあるのかよくわからない」「携帯電話でテレビを見たいと思わない」「画面が小さい」「必要性を感じない」などの意見が多く挙げられた。
1セグ放送を視聴可能な端末が発売された場合、「1セグ放送対応であることが携帯電話を購入する際のポイントになるか?」とたずねたところ、「どちらかといえばならない」または「ならない」と答えた人が合計6割弱で、逆に「なる」は1割半ば。特に女性の関心度が低く、男性を17ポイント上回る6割半ばが「ならない」とした。
地上デジタル放送の認知度や利用動向も調査したが、認知度は男性が7割半ば、女性がほぼ半数。現在地上デジタル放送を視聴しているのは300人中16人にすぎず、視聴してない人の5割半ばが「視聴開始時期は未定」と回答している。
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