米国のネットユーザーのうちオンラインバンキングの利用者は44%に上り、2002年と比べて47%増えたことが、非営利組織のPew Internet and American Life Projectが2月9日発表した調査で分かった。
今回の調査は米国の成人537人を対象に昨年11月に実施。同プロジェクトで2000年にインターネット利用に関する統計を取り始めて以来、オンラインバンキングは最も速いペースで伸びているという。
特に家庭でブロードバンドを利用しているユーザーは63%がオンラインバンキングを試したことがあると回答、ダイヤルアップユーザーの32%に比べてほぼ倍に上った。
オンラインバンキング利用増大の背景として、ユーザーがインターネット経験を積むにつれ、オンラインショッピングや旅行予約といった金銭が絡む用途での利用が増えること、および、銀行側も顧客に積極的に勧めるようになっていることを挙げている。
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