Sony Ericsson Mobile Communicationsは来月初旬、デジタル音楽プレーヤー付き携帯電話を投入する。マイルス・フリント社長が2月14日、仏カンヌで開催の3GSM World Congressで明らかにした。
同氏によれば、この携帯電話には、親会社ソニーの「ウォークマン」ブランドが使われる予定だ。
Sony Ericssonの製品/アプリケーション計画責任者によると、音楽ファイルはMP3やAACなどオープン形式のファイルが再生できる。
Sony Ericssonではこの携帯電話を来月発表、3月10日から独ハノーバーで開かれるCebitで展示するという。
この携帯電話は「十分な」ストレージ容量を備える必要があるが、音楽コレクションをすべて保存できるものにはならないだろうとフリント氏。「車の場合、CDは6〜10枚で十分だとわれわれは考える」
携帯電話でもこの程度の容量で十分だとすると、通常の圧縮率で40〜75分の音楽ファイルに換算して、ストレージ容量は250M〜750Mバイトの間になる。
フリント氏は、当初ユーザーが手持ちのCDをリッピングしてこの携帯電話にコピーすることを想定。しかしSony Ericssonは、ソニーのオンライン音楽ストアConnectと協力して同携帯電話向けに音楽ダウンロードサービスを提供する予定だ。
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