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Motorolaが携帯電話へのSkype搭載を発表、iTunes携帯は年内に出荷3GSM World Congress 2005

» 2005年02月15日 17時42分 公開
[IDG Japan]
IDG

 2月14日、超薄型携帯RAZRの後継モデルを発表した米Motorolaは、同時にインターネット電話サービスプロバイダーのSkype Technologyとの提携も明らかにした。

 また、長らく待たれているApple Computerとの提携によるiTunes音楽プレーヤーを搭載した音楽携帯をこっそりと披露した。同社では今年中にiTunes携帯を出荷する予定だ。

 Motorolaは、Skypeクライアントソフトを広範囲な携帯電話にプリインストールする契約を結んだ最初の携帯電話ベンダーとなった。Motorola執行副社のロン・キャリゲス氏は「多数の携帯電話にSkypeクライアントソフトを搭載する」と述べたが、搭載する機種については特定しなかった。Skypeは現在、全世界に2500万人のユーザーを持つ。

 Skypeサービスによって携帯オペレーターにとっては利用時間が減ってしまう恐れがあるのではとの質問に対しキャリゲス氏は「Skypeサービスも課金制にすることが可能だ」と答えた。

 Motorolaは2004年に3G携帯を6モデル投入したが、今年は16モデルを計画しているという。カンヌではそのうちの3モデル、E1120、A1010、E1060が披露された。

 Motorolaは、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)技術を用いた最初のモバイルデバイスであるD1100 PCカードも発表した。下りで14Mbpsの速度を持つ。

 さらに、小型マイクロフォンを組み込んだBluetoothサングラス、RAZRWireも披露した。自転車、スケートボード、ロッククライミング、ゴルフなどの利用者がハンズフリーで携帯電話を使用できるという。

 同社はBluetoothを組み込んだオートバイ用ヘルメットも発表した。

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