コネクトテクノロジーズとインディーズ系CD販売のダイキサウンドは2月16日、CD店などに設置した試聴端末で音楽をダウンロード販売するサービスを5月に開始すると発表した。端末にユーザーの携帯音楽プレーヤーを接続し、WMA形式の音楽をダウンロード。電子マネー「FeliCa」で決済する。
コネクトは、既存の試聴端末「Indies World Station」(IWS)をベースに専用ハードとソフトを開発。ダイキサウンドは楽曲の配給と店舗への端末設置を行う。
ファイル形式はWMAを採用し、Windows Media DRMに対応する。視聴端末にUSB端子を装備。USB対応音楽プレーヤーを接続して音楽ファイルを転送するほか、SDメモリーカード/miniSDカードにもダウンロード可能にする予定だ。ファイル形式や保存可能メディアは、技術動向を見ながら柔軟に対応するとしている。
楽曲は、ダイキサウンドが取引しているレコードメーカーから提供を受けるほか、インディーズやメジャーなど国内外のコンテンツホルダーの参加を呼びかける予定。1曲単位、CDまるごと、店舗独自のコンピレーションなどでの販売を想定している。
決済は、FeliCa対応携帯電話やFeliCaカードに対応。プリペイドカードでの決済も検討する。FeliCa決済は、PC用音楽配信サービスにも対応させる計画だ。
試聴端末は、ダイキサウンドのCD取り扱い店舗流通網をベースに、ライブハウスやファーストフード店、ファミリーレストランなど業界の枠を超えて展開し、音楽市場の拡大を狙う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR