Motorolaは2月16日、期待の高まるiTunes携帯電話の実機をデモしたという報道に反論した。
同社は2月15日、カンヌで開催された3GSM World CongressでE1060を初めとする新製品のデモを行ったが、このE1060がiTunes互換の携帯電話として広く報道されてしまった。
Motorolaの広報担当者はMacworld UKに「E1060は新しいiTunes携帯ではない。この製品はiTunesアプリケーションの機能を見せるためのデモに使われただけだ」と説明した。
しかし、iTunesユーザーはそれほど長く待つ必要はなさそうだ。「最初のiTunes携帯は近々発表する予定だ」と、担当者は伝えている。
同社広報は「競合とのからみもあり、われわれはスペックやデザインを含む情報を製品ローンチまで外部には出さないつもりだ」と述べている。
現時点でiTunes携帯について分かっているのは、この携帯にはフル機能のついたiTunesのJava版が搭載され、iTunesライブラリとの同期がとれ、限定された容量の楽曲を収録できる、といったところだ。
Motorolaの携帯デバイスグループで副社長を務めるエイマー・フセイニ氏は「われわれはデフォルトの音楽クライアントとしてiTunesにコミットしているが、RealPlayerなどのほかの音楽プレーヤーのサポートも継続する」と述べた。
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