ITmedia NEWS >

欲しい家電トップは液晶TV

» 2005年02月18日 18時52分 公開
[ITmedia]

 BCN総研は2月18日、電化製品の購入意向に関するアンケート調査の結果を発表した。調査方法はWebアンケートで、有効回答数は1854人(男性:64.3%、女性:35.7%)。

 今後1年間における電化製品の購入意向の有無とたずねたところ、40.0%の人が「購入予定がある」と回答した。

 購入予定の電化製品(複数回答方式)は、「DVDレコーダー」が27.6%でトップ。次いで、「液晶テレビ」(20.8%)、「デスクトップPC」(18.7%)、「ノートPC」(11.1%)。

 一方、「購入予定はない」と答えたのは全体の56.5%で、その理由としてもっとも多かったのは「欲しいものはあるが、価格が高いから」(40.2%)だった。

 次に、実際の購入予定の有無に関係なく、購入したい電化製品をたずねたところ、トップには「液晶テレビ」(41.0%)が挙がった。この後に「DVDレコーダー」(36.0%)と「ノートPC」(31.4%)が続く。このことから、液晶テレビは潜在的な需要が強く、価格下落などによる値頃感が浸透してくれば、デジタル家電市場の中心的な存在になる可能性があると考えられる。

 DVDレコーダーとデジタルカメラについて、購入したいと思うメーカーをそれぞれたずねた。いずれも最多回答は「メーカーにこだわらない」(DVDレコーダー:39.8%、デジタルカメラ:28.3%)だったが、それを除くと、DVDレコーダーでは、前年のソニー(2004年:17.5%、2005年:11.5%)に代わって松下電器産業(2004年:16.9%、2005年:18.1%)がトップ。デジタルカメラでは、前年に続きキヤノン(2004年:19.9%、2005年:24.2%)がトップを守った。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.