ベンキュージャパンが2月下旬から発売するポータブオーディオプレーヤーが「Joybee 130」だ。同社と言えば、液晶やCRTなどディスプレイ関連商品の印象が強いが、昨年10月からはデジタルオーディオプレーヤーとして「Joybee」シリーズもラインナップしており、本製品はその最新製品となる。
512Mバイトの内蔵フラッシュメモリのほか、SDカードスロットを備えており、最大約1.5Gバイト(内蔵512Mバイト+1GバイトSDメモリーカード)までメモリ容量を増やすことができる。また、独特のデザインもスティックタイプのフラッシュメモリプレーヤーを見慣れた目には新鮮に映る。本製品の魅力を、レビューを通じて探ってみたい。
本体サイズは72.5(幅)×50.6(高さ)×17.9(奥行き)ミリ・41グラム(電池含む)。表面は金属的な質感が与えられており、安っぽさは感じられない。
電源となる単4電池は本体下部へ横向きに差し込むようになっており、本体との境目は“くびれ”ともいえる処理が施されている。直方体の本体と円筒形の電池収納スペースを組み合わせた結果このようなデザインとなったと想像できるが、仕上がりに不自然さは感じられず、ややもすると面白味に欠けがちなポータブルプレーヤーにアクセントを加えている。
本体の右側面には再生/停止、早送り/早戻しを行うジョグスイッチ(電源スイッチを兼ねる)のほか、モード切り替えボタン、音響効果「SRS」のボタン、USBコネクタが用意される。左側面にはA/Bリピートボタン、録音ボタン、SDカードスロットが用意されている。各ボタンは小さく、やや押しにくいが、操作に不安を感じるほどではない。
本体前面には132×48ピクセルのバックライト付き液晶ディスプレイが搭載されている。モノクロだが認識性は優れており、日本語のアーティスト名・曲名も問題なく表示される。
再生可能なファイル形式はMP3/WMA/WAVで、Windows DRMにも対応する。音楽再生機能のほかには、FMラジオチューナーとボイスレコーディング機能も備える。
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