米Microsoftと仏Alcatelは2月22日、世界各国でのIPテレビ(IPTV)普及促進に向けた提携を発表した。提携に基づき、各国のブロードバンド事業者向けの統合型IPTV配信ソリューション開発で協力する。
ブロードバンド、IPネットワーキング、エンド・トゥ・エンドのマルチメディア/ビデオソリューション統合におけるAlcatelの主導的地位と、TVソフトおよび家電間の接続型エンターテインメントにおけるMicrosoftの主導的地位を活用。この両方を組み合わせることで、IPTVサービス提供企業による導入コスト削減と、IPTVサービス提供開始までの時間短縮を支援する。
具体的には、各国ごとの文化的ニーズに合った新アプリケーションの開発とカスタマイズ、コンテンツのセキュアな配信に向けたセキュリティやデジタル権利管理の統合など、複数の合弁事業を推進する計画。
コンシューマーにとっては、テレビを含む複数の機器で独自のパーソナライズされたサービスが利用できるようになると両社は説明。マルチメディア対応のホームネットワークでは、オンデマンドのビデオストリーミングアプリケーション、双方向TV、ビデオ/音声通信、写真/音楽/ホームビデオの共有、オンラインゲームなどがすべてシームレスに利用できるようになると解説している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR