NECアクセステクニカは、802.11a/b/gのトリプルワイヤレスに対応したスティックタイプのUSBワイヤレス子機「AtermWL54TU」を発表、3月上旬から出荷する。価格はオープンだが、実売想定価格は8800円の見込み。
新製品は30.6(幅)×121(奥行き)×11.2(高さ ミリ)・約30グラムというUSBメモリ程度の大きさに、802.11a/b/gのトリプルワイヤレス機能を搭載したワイヤレスアダプタ。アンテナは内蔵されており、PCとの接続インタフェースはUSBを使用する。USB給電を利用するため乾電池などを用意する必要はないが、帯域幅の関係上、USB 2.0環境での利用が推奨されている。
USBコネクタは水平状態でも90度の折り曲げが可能なほか、回転機構も備えており、デスクトップPCの背面などにもピッタリとフィットする。また、キャップも付属しているのでコネクタを傷つける心配もない。上面には状態を確認できるLEDライトが設けられている。
対応OSはWindows 2000/XP。ボタン操作で無線LAN設定が可能な“らくらく無線スタート”にも対応しており、AtermWR7800HやAtermWR6600Hなどと組み合わせれば、SSIDや暗号化キーなどを簡単に設定できる。セキュリティ機能としてSSID、WEP(64/128/152bit)、WPA-PSK(TKIP/AES)、ESS-IDステルス、MACアドレスフィルタリングを備える。
本製品とワイヤレスブロードバンドルータ「AtermWR7800H」および「AtermWR6600H」を組み合わせた「AtermWR7800Hワイヤレスセット(TU)」と「AtermWR6600Hワイヤレスセット(TU)」も発売される。価格はそれぞれオープンで、実売想定価格は1万9800円/1万6800円の見込み。
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