シャープは、温かい料理を冷まさずに保存できる冷凍冷蔵庫「SJ-HV46J」(455リットル)を3月11日に発売する。55度に保った保温ルーム「愛情ホット庫」を業界で初めて搭載。残業続きのお父さんや塾帰りの子どもなど、一人で食事を取る“孤食”が増えているのに対応した。オープン価格で、実売予想価格は23万8000円前後(税込み)。
ホット庫は、55度で4時間か8時間保温可能。保温時間が過ぎると自動で冷蔵温度に切り替わる。容量は20リットル。中の網棚を移動すれば、どんぶりや鍋もそのまま保温できる。ガラス管ヒーターとファンで、すばやく均一に庫内を温めてくれる。55度は自動販売機のホット缶飲料保温温度と同じで、庫内を触ってもやけどしないとしている。
5段階に温度を切り替えられ、冷凍室や冷蔵室としても利用可能。あら熱を取る機能も装備した。沸かしたてのお茶や作りたての弁当を冷凍冷気で素早く冷ます。冷めた後は、冷蔵温度帯に自動で切り替わる。
冷蔵室は235リットル、野菜室は88リットル、冷凍室は112リットル。冷蔵室は観音開きの扉を採用。90度に開いたときの間口は40センチ確保し、大きな皿も収納できる。
冷却システムを効率化したほか、高性能な真空断熱材を採用するなどして省電力化した。廃プラスチックや無鉛はんだを採用し、環境にも配慮。サイズは750(幅)×634(奥行き)×1830(高さ)ミリ。奥行きを抑え、搬入や設置をしやすくした。
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